社員インタビュー
INTERVIEW

車輌部品技術部 2007年キャリア入社

車輌部品に携わり、
インド駐在も経験

積水テクノ成型へ入社した理由は、自動車に関係する仕事に携わりたいと思ったからです。
興味のある自動車の分野でものづくりに関わり、お客様の手元に、目に見える形で価値を届けたいと考えました。選考では先輩社員とも話をさせてもらい、そこで社内の雰囲気の良さも感じ取れました。

入社後は基本的に車輌部品技術部に所属しています。ただし、途中3年ほどは新製品開発グループに在籍し、自動車部品の軽量化などの新製品の開発にも携わりました。
また、インドの拠点に約4年ほど駐在していた時期もあります。インド拠点は8年前にでき、自動車関連のビジネスを行っています。私はそこで生産性の改善や納期・タスク管理といった体制づくりのサポート及び、新製品の立ち上げなどに従事しました。

インドでは現地スタッフの考え方を理解した上で、日本式ビジネスの良いところをプラスするというのを心がけていました。一番の課題だったのは納期に関する考え方の違いです。
当時は納期の遅れが当たり前のようにあり、その改善のため、進捗をこまめに確認したり、根気強く繰り返し催促したりもしていましたね。苦労もありましたが、現地スタッフにも良くしてもらい、日本に帰る前には一定の改善を達成しました。

製品設計だけでなく
生産技術にも関わる

1年前にインドから帰国し、現在は再び国内のビジネスで車輌部品技術部の仕事に取り組んでいます。車輌部品技術部は、お客様から受け取った図面をもとに製品設計を行うのが役割。具体的には、樹脂を使った自動車のドア内装部品やフロントグリルの外装部品などを設計しています。
当社はいわゆる、ティア1、ティア2の部品メーカーであり、部品を自動車メーカーに直接卸すこともあれば、自動車部品メーカーに卸すこともあります。

私は22年の1月から部長になり、部署内のヒト・モノ・カネ・時間の管理がメインの業務になっています。部長になってからは特に部署内の業務改善を考える時間が増えました。
環境は常に変化していくので、作業手順の見直しをしたり、メンバーと話して既存製品に付加価値をつけたりといったことに取り組んでいます。また、失敗から学ぶことも多いので、メンバーが失敗を恐れずに挑戦できる環境づくりも意識しているところです。

一方、工場のスペースも限られているので、新しい機械を入れて生産性向上も図っています。
組み立て作業は産業用ロボットの活用が多いですが、最近では人の手と組み合わせた協働ロボットが活躍しています。ですから、産業用ロボットを協働ロボットに変えていくことで、生産性を向上させられるのではないかと考えているところです。省人化の仕組みづくりや省エネ、廃棄ロスの削減なども常に意識していますね。

設計から製造までの
一貫したものづくり

今まで自分で行ってきた仕事を他の人に任せる必要があります。チームをうまく回すために、メンバー一人ひとりのモチベーションがどこにあるのか、どんなことに喜びを感じているのか、といったことを気にするようになりましたね。それを汲み取るために、日頃から「変わりない?」などと声がけをし、相談に乗るなど、意識的に各メンバーとのコミュニケーションの機会を増やすようにしています。

積水テクノ成型の車輌部品技術部の仕事は、設計から量産まですべての工程に関われる点が魅力だと感じています。一般的に設計と製造はわかれており、他の工程にはあまり深く関わることはありません。それが、当社であれば全工程に関与することができるのです。
自分で設計したものが形になるまで一貫して関われるというのは、設計者にとっては嬉しいところ。ものづくりの醍醐味を思う存分、味わうことができます。

また、仕事をしていく上では社内の人間関係もとても大事だと思います。当社は上下関係が厳し過ぎないので、上司にも相談しやすい環境にあります。若手であっても自分の考えを発信していけますし、良いアイデアならば採用してもらえます。
人事評価も明確なので公正さを感じられ、それが仕事へのモチベーションにもなる。結果だけでなく、プロセスもちゃんと評価されるので、新しいことへのチャレンジもしやすいと思います。

募集要項 FAQ マイナビより ENTRY