社員インタビュー
INTERVIEW

経営企画部 2018年新卒入社

営業で経験を積み、
念願の経営企画部へ

学生時代は社会学部でマスメディアを専攻していたのですが、就職活動の際には営業職で就職先を探していました。ただし、歩合でガツガツ稼ぐような営業スタイルは長く続けられないと思ったので、安定した業界でルート営業ができるところを探していました。
当社を検討したのは、化学メーカーで働いている父の影響がありましたね。積水化学グループという安定した経営基盤があることもポイントでした。

入社後は、土木・建築資材の営業に携わりました。商材としては雨水貯留槽の建設に使われる、プラスチック製の貯留材があります。大雨の際などに雨水を一時的に溜め、道路の冠水や河川の氾濫を防止する役割があります。
お客様となるのは建設コンサルタントや設計事務所、ゼネコンなど。そのほか、代理店とも情報交換しつつ、一緒に客先へ提案しに行ったりもしていました。

早い段階から責任ある仕事を任せてもらえたのは良かったです。1年目からエリアの担当を任せてもらったほか、営業システムの改修プロジェクトの担当も任せてもらいました。2022年の7月に異動し、現在は経営企画部に所属しています。いつかチャレンジしてみたいと思っていた部署で、上司との面談の際にも常々、異動の希望を伝えていました。思っていたよりも早くチャンスが巡ってきて嬉しかったですね。

中長期の視点で
経営計画達成を
サポート

経営企画部では、経営層と現場をつなぐ、橋渡し役のような仕事をしています。経営方針を現場の計画に落とし込むことがミッションですね。
例えば、経営層の方針を踏まえ、営業部門の作成した営業計画をレビューして修正を指示したり、営業活動のやり方などについてアイデアを出したりもします。営業に限らず各部門の業務改善を主導していく立場にあるため、営業の会議にも参加しますし、工場の会議にも参加します。

仕事をする際に意識しているのは、短期的な視点ではなく、中長期的な視点で計画の進捗を見ていくことです。当期目標の進捗だけでなく、「来期に向けた仕込みができているか」といったところまで踏まえ、営業部長や工場長、製造部長などと話しながら、計画達成に向けた施策を考えていきます。

経営企画部に異動してきて事業に対する視点が変わり、視野が広がりました。営業をしていた頃は目先の数字だけ見て日々の活動の判断基準にしていましたが、事業計画を推進していく今の部署ではそういうわけにはいきません。俯瞰して見られるようになったのは成長できたところかな、と。
また、損益計算書などの財務諸表についても異動してから読めるようになりましたし、資料作成のスキルもだいぶ向上しましたね。

全体を巻き込む
コミュニケーションが大切

営業をやっていたときと異なり、より経営層に近い人たちと話すようになりましたが、若いうちからそういった方々と同じ目線で話ができるというのは貴重な経験だと感じています。何しろ、今まで末端の一番若い営業マンだったのが、急に工場長や、部長たちと話すようになったわけですから。
数字に対する意識や見方もだいぶ変わりました。営業のときは売上ベースでしたが、今は利益ベースで話すわけなので。

また、一つの資料を見るにしても見方は変わりました。全体を俯瞰しなければいけないので、資料を読む際にも、より抽象的なレイヤーで個々の数字について検討します。
営業時代は自分のやり方さえ変えれば売上を上げることもできましたが、今は営業全体の戦略や施策を提案していくため、周囲を巻き込んで動かしていかなければならない。自分一人が良ければOKとはいかないので、そこが難しいところだと感じます。

経営企画部は、営業や開発、製造といった現場の仕事ではなく、いわゆるバックオフィスの仕事です。ですから、積極的に現場の人たちとコミュニケーションを取っていかなければ、現実的な提案はできませんし、聞き入れてももらえません。それどころか、施策を考えることすらできないでしょう。周囲を巻き込むためにも、密にコミュニケーションを取りながら、現場の課題を理解した上で提案するように努めています。

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