社員インタビュー
INTERVIEW

産業用品営業部 2012年キャリア入社

プラスチックによる
産業用品を提案

私にとって当社は3社目になります。最初はプラスチックダンボールのメーカーに就職し、その後、プラスチックの板メーカーに転職。そして、1社目のときからお付き合いのあったお客様の紹介で、12年に当社に転職してきました。
自分がどこまで成長していけるのか、「積水」というブランドの中で試したいという想いがありましたね。ちなみに前職の会社とは、今もパートナーとしてお付き合いさせてもらっています。

入社後は基本的にずっと産業用品の営業に携わっています。産業用品というのは、工場で使うコンテナやゴミ容器などです。18年から20年までの2年間は、マーケティンググループに所属し、お客様と一緒になって新製品の開発もしていました。マーケティンググループ時代には、OEM品としてペット用品や道路の敷設に必要な製品の開発に関わりましたね。20年からは再び、産業用品の営業をしています。

製品のユーザーはさまざまな業界の工場や物流倉庫です。基本的に代理店への営業を通じてユーザーにアプローチしていきますが、直接ユーザーに営業をかけるときもあります。過去の実績などを踏まえ、「ハマりそうだな」と思った企業があれば声をかける、という感じですね。
新製品ができたときなどは営業のチャンスですし、逆に営業がユーザーのニーズを聞き出して開発部に新しい製品を作ってもらうこともあります。

営業活動を通じて
新製品も生み出せる

仕事をしていて楽しいのは、お客様と一緒にわいわいやりながら、ものづくりをしていけるところ。ですから、お客様とは世間話も交えながら、けっこう深いところまで話す営業をしています。真面目な話10分、雑談50分なんてこともありますね。
フランクに話せる関係性を築くことで、「実はこんなことに困っているんだよね」といった話が引き出せますし、競合他社よりも先に声をかけてもらえるようにもなります。

心がけているのは「できるだけ断らない」ということです。お客様からいただく要望の中には、実現が難しいこともある。要望を100%満たす製品は難しくとも、「当社ならこういう風にできます」と、できるだけ要望に近づけるような代替案を提示しています。
また、商談の際にはお客様からさまざまな質問を受けます。難しい内容は持ち帰ったりもしますが、その場でも一定の回答をできるように意識していますね。

当社に転職してきて一番大きな変化は、「自分で仕事を生み出そう」という気持ちが出てきたことです。以前は既存のお客様ばかり訪問し、既存の製品を提案する、といった感じで、先人が作ってきた仕事を踏襲するだけでした。
この会社に入ってからは、開発部との距離の近さやお客様と一緒に新しいものを生み出していくカルチャーもあって、自らアイデアを出し、ビジネスを仕掛けていくことが楽しくなってきました。

有名飲食チェーンの容器を
大規模受注

印象に残っている成功体験でいうと、某有名飲食チェーンとやった仕事があります。新しいセントラルキッチンが立ち上がる際に、木製のバットを刷新するプロジェクトがあり、お客様から「プラスチック製を検討したい」という要望がありました。

木のほうが湿度管理がしやすいのですが、カビが生えるリスクや木屑が混入するリスクがあります。プラスチックであれば、そのような衛生上の課題を解決できる。そこにチャンスを見出し、お客様にも興味を持っていただきました。ただし、プラスチックは木とは反対に、通気性が悪く結露が問題になります。
そこで、お客様と議論を重ねながら通気性を改善していき、最終的に結露の少ない製品を実現することができました。

現在、この製品は40万個以上を納入しており、お客様の新しいセントラルキッチン及び全国の店舗で活用していただいています。
営業をする際にいつも思っているのは、何か爪痕を残せる仕事をしたい、ということです。「これをやってお客様に喜んでもらえた」とか、数年後に「この製品は私が作った」というのを残したいなと。それができていることにやりがいを感じています。

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